年間約170万人が受験する“英語能力達成度テスト”
TOEIC®テスト(Test of English for International Communication)は1979年から実施されている、国際コミュニケーションの手段としての英語運用能力を測るテストです。世界約90カ国で実施され、受験者は年間約500万人にものぼります。2008年には日本国内の受験者が年間170万人を数え、個人だけでなく企業・団体などでの英語力測定などに広く利用されています。
TOEIC®テストの主催者
TOEIC®テストは米国にある非営利テストの開発機関であるEducational Testing Service(ETS)が開発、作成しています。日本におけるTOEIC®テストの実施・運営は(財)国際ビジネスコミュニケーション協会TOEIC®運営委員会が行っています。
TOEIC®テストの特長
1. 正確な英語の能力の把握と目標とするスコアの設定ができる
TOEIC®テストは、毎回の問題がとても均質に作られている上、偏差値方式を用いるため、評価の基準が一定になっています。つまり、受験者の能力に変化がない限り、スコアも一定です。したがって、受験者は自分の英語能力を正確に把握できます。また、毎回のスコアにばらつきがでない上、級等の設定もないので、受験者がそれぞれに目標を設定しやすいといえます。
2. 英語によるコミュニケーション能力が総合的に判断できる
ETSでは、TOEIC®テストでのリスニング能力とリーディング能力の測定により、スピーキング能力やライティング能力も含めた受験者の総合的な英語コミュニケーション能力が評価できるとしています。
3. 年8回受験できる
現在TOEIC®テストの公開試験は1月、3月、5月、6月、7月、9月、10月、11月の年8回行われています。試験の間隔が短いのでモチベーションが保ちやすいといえるでしょう。
4. 正確な英語運用能力が測られる
言語と文化は密接につながっていますが、TOEIC®テストではその国の文化的背景を知らないと解けない問題は出題されません。つまり英語運用能力のみを測るように作られています。
TOEIC®テストの問題構成
| Listening Section(100問/ 45分間) | ||
|---|---|---|
| Part 1 | Photographs(写真描画問題) | 10問 |
| Part 2 | Question-Response(応答問題) | 30問 |
| Part 3 | Short Conversations(会話問題) | 30問 |
| Part 4 | Short Talks(説明文問題) | 30問 |
| Reading Section(100問/ 75分間) | ||
| Part 5 | Incomplete Sentences(短文穴埋め問題) | 40問 |
| Part 6 | Text Completion(長文穴埋め問題) | 12問 |
| Part 7 | Reading Comprehension(読解問題) (Single Passage 28問/Double Passage 20問) |
48問 |
問題形式
- 問題はリスニングセクション(45分間、100問)と、リーディングセクション(75分間、100問)からなり、2時間で200問に答えます。途中、休憩はありません。
- リスニングセクションは会話やナレーションを聞いて設問に答え、リーディングセクションは印刷された問題を読んで設問に答えます。
- テストは英文のみで構成されており、英文和訳、和文英訳といった設問はありません。
- マークシート方式の一斉客観テストです。
TOEIC®テストの評価について
TOEIC®テストでは、テスト結果を合否で判定せず、スコアで評価します。
Listeningスコア、Readingスコアともにそれぞれ最高点495点から最低点5点の間で、5点刻みで評価されます。
TotalスコアはListeningスコアとReadingスコアの合計で、最高点990点から最低点10点の間で表示されます。
PROFICIENCY SCALE TOEIC®テストのスコアとコミュニケーション能力レベルの相関表
| レベル | TOEIC®スコア | 評価(ガイドライン) |
|---|---|---|
| A | Non-nativeとして十分なコミュニケーションができる。自己の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができる。Native Speakerの域には一歩隔たりがあるとはいえ、語彙・文法・構文のいずれをも正確に把握し流暢に駆使する力を持っている。 |
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| 860 | ||
| B | どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。通常会話は完全に理解でき、応答も速い。話題が特定分野にわたっても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。正確さと流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けられる場合もあるが、意思疎通を妨げるほどではない。 |
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| 730 | ||
| C | 日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障はない。複雑な場面における的確な対応や意思疎通になると、巧拙の差が見られる。基本的な文法・構文は身についており、表現力の不足はあっても、ともかく自己の意思を伝える語彙を備えている。 |
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| 470 | ||
| D | 通常会話で最低限のコミュニケーションができる。ゆっくり話してもらうか、繰り返しや言い換えをしてもらえば、簡単な会話は理解できる。身近な話題であれば応答も可能である。語彙・文法・構文ともに不十分なところは多いが、相手がNon-nativeに特別な配慮をしてくれる場合には、意思疎通を図ることができる。 |
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| 220 | ||
| E | コミュニケーションができるまでに至っていない。単純な会話をゆっくり話してもらっても、部分的にしか理解できない。断片的に単語を並べる程度で、実質的な意思疎通の役には立たない。 |
■ TOEIC®テストの問い合わせ先
財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 TOEIC®運営委員会
〒100-0014 東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル Tel(03)5521-6033
〒541-0059 大阪府大阪市中央区博労町3-6-1 御堂筋エスジービル Tel(06)6258-0224
(土・日・祝日・年末年始を除く10:00 ~ 17:00)
TOEIC®テスト公式サイト:http://www.toeic.or.jp
資料提供:(財)国際ビジネスコミュニケーション協会TOEIC®運営委員会

